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ブロックス 勝ち方のコツ|初級者の勝率が上がりやすい考え方を店長が解説

ブロックスで勝てない初級者向けに、勝率が上がりやすい置き方の考え方を解説。大きいピースから出す、中央へ展開する、角で妨害するなど、ボドゲカフェ店長リクが噛み砕いて紹介します。

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「ルールはすぐ覚えたのに、なぜか勝てない」。ブロックスを遊び始めた人から、僕がいちばん多く聞く悩みがこれです。

こんにちは。ボードゲームカフェの店長をしている、リクと申します。うちの店ではブロックスを置いていて、毎週たくさんのお客さんが対戦しています。その中で「強い人は何を考えているのか」を、僕なりにずっと観察してきました。

先に正直に言っておくと、ブロックスに「必勝法」は存在しません。相手も考えて動く以上、これさえやれば絶対勝てる、という魔法の手順はないんです。ただ、勝率が上がりやすくなる考え方は確実にあります。今日はそれを、初級者の方に向けてできるだけ具体的にお話しします。確認日は2026-06-22です。

そして大事な前置きをひとつ。ブロックスは勝つために遊ぶゲームですが、勝ち負けがすべてではありません。盤面が色とりどりに埋まっていく過程そのものが楽しいゲームなので、勝ちにこだわりすぎず、対戦相手と一緒にその時間を味わってもらえたら嬉しいです。

ブロックスで勝てない初級者は何を間違えているの?

多くの初級者は「手元のピースを減らすこと」を優先しすぎています。本当に意識すべきは、盤面でどれだけ広く展開できるかです。

うちの店で負けが込んでいる人を見ると、共通点があります。早く楽になりたくて小さいピースをポンポン置いてしまう、そして気づいたら盤の隅っこに自分の陣地が固まっている。これだと中盤以降で置く場所がなくなって、大きいピースが手元に残ってしまうんですね。

ブロックスの勝敗は、最後まで盤に置けず手元に残ったピースのマス目を数えて、その合計が少ない人が勝つ仕組みです。つまり「いかに多くのマスを盤に出せたか」の競争。この視点を持つだけで、最初の数手の選び方がガラッと変わってきます。

ブロックスの基本的な勝敗ルールはどう決まるの?

自分の色のピースを盤に置いていき、最後に手元へ残ったピースの合計マス数が少ないほど有利になります。全21ピースをすべて置き切れたら最高です。

僕の言葉でざっくり整理すると、ブロックスにはひとつ独特な置き方の決まりがあります。自分の色のピースは、すでに置いた自分のピースと「角と角」で接していなければなりません。辺どうしをくっつけて置くのは反則です。一方で、相手の色のピースとは辺で隣り合っても問題ありません。

この「角でしか自分とつながれない」という性質が、ブロックスの戦略のすべての出発点になります。角でつながるということは、ピースを置くたびに次に置ける新しい角(接続点)が生まれるということ。逆に言えば、相手の角をふさげば相手の道を細らせられる、ということでもあります。

置き方の決まり 内容
自分どうしの接続 角と角だけでつながる(辺接続は禁止)
相手との位置関係 辺で隣り合ってもよい
勝敗の数え方 手元に残ったピースの合計マス数が少ないほど有利
最高の結果 全21ピースを置き切る

ルールの細部はお手持ちの説明書で確認してほしいのですが、この「角接続」だけは頭に焼き付けておいてください。ここがわかると、以下の戦略がすっと腑に落ちます。

序盤に大きいピースから置くべきなのはなぜ?

大きくて使いにくいピースほど、盤に余裕がある序盤のうちに置いておくべきだからです。終盤に残すと置き場所が見つからず、そのまま失点になります。

ブロックスのピースは1マスの小さいものから5マスの大きいものまであります。マス数が多いピースは形も複雑で、置くのにスペースを必要とします。盤がスカスカな序盤なら、こういう大きいピースも余裕で置けるんですね。

逆に終盤は、自分と相手のピースで盤がぎっしり埋まっています。そこに5マスの大きなピースを差し込もうとしても、ぴったりハマる隙間なんてほとんどありません。だから「大きいピースは早く、小さいピースは後で」が基本方針になります。

僕が初級者の方に伝えているのは、最初の3〜4手はとにかくマス数の多いピースを優先しよう、ということ。最初の一手も、できるだけ大きいピースで盤の中央方向へ角を伸ばす出だしがおすすめです。隅にちょこんと小さいピースを置く出だしは、いちばんもったいないパターンです。

盤面の中央へ展開すると有利になるの?

はい、中央へ向かって展開したほうが、自分の置ける場所が増えやすくなります。隅や端は道が一方向にしか伸びず、すぐ詰まってしまうからです。

スタート地点は盤の四隅と決まっているので、最初は隅から出発するしかありません。ただ、そこから先の方向選びが勝負どころです。盤の端に沿って這うように置いていくと、片側が壁なので展開できる向きが限られます。一方、中央へ斜めに角を伸ばしていくと、上下左右いろんな方向へ枝分かれできます。

中央は四人の陣地がぶつかり合う激戦区でもありますが、激戦区を取れた人は終盤までピースを置き続けられます。逆にここを相手に先取されると、自分の進路が外側へ押し戻されてジリ貧になりがちです。序盤から中央を意識して角を伸ばす。これだけで中盤の選択肢の数がかなり変わります。

僕の店でも、強いお客さんほど早い段階で盤の真ん中あたりに自分の色を進めています。まずは中央へ、を合言葉にしてみてください。

相手の進路を角で塞ぐ妨害はどう使うの?

相手が次に置きたそうな角を、自分のピースや相手の辺で先回りして埋めてしまう動きが妨害です。相手の接続点を消すと、相手の置ける場所をまとめて削れます。

ここがブロックスの面白くて奥深いところ。自分が広げることと、相手を狭めることは、同時に進められます。相手の色がこのあたりへ伸びてきそうだな、という角に自分のピースを置いて道をふさぐと、相手はそのルートを丸ごと失います。

ただし妨害には注意点があります。相手を止めることばかり考えて自分の展開がおろそかになると、結局自分のピースも残ってしまって本末転倒です。僕がおすすめするのは「自分の展開のついでに、たまたま相手の道もふさげる場所」を選ぶこと。攻めと守りを一手で兼ねられたら理想的です。

特に二人対戦や終盤の競り合いでは、この妨害の一手が勝敗を分けます。相手の残りピースが少なくて全部置き切られそうなとき、最後の接続点を角でふさげば置き切りを阻止できることもあります。

終盤に小さいピースを残しておくと置き切りやすいの?

そのとおりです。狭い隙間に差し込めるのは小さいピースなので、終盤用に1マスや2マスのピースを温存しておくと最後まで置き切りやすくなります。

序盤に大きいピースを使い切る話とセットで覚えてほしいのがこれです。盤が埋まってくる終盤は、残っているのが小さなピースだと有利。1マスのピースは究極の隙間うめ要員で、どんな小さな角にも置けます。

僕が見てきた接戦は、たいてい最後のひとマス、ふたマスの置き切りで決まります。あと少しで全部置けそうなのに、手元に残ったのが大きいピースだけだと差し込めない。逆に小さいピースを残しておいた人は、わずかな隙間にすべり込ませて置き切れる。この差が、合計マス数のわずかな勝敗を生みます。

「大きいものから、小さいものを残して」。リズムでいうと、こういう順番を意識してみてください。

置けなくなったとき最後のピースの形は意識すべき?

意識する価値があります。残すなら、できるだけマス数が少なく、いろんな隙間に対応できる形のピースを手元に残すのがコツです。

どうしても全部は置き切れないことのほうが多いです。そのときに大事なのが、何を残すか。同じ「残す」でも、5マスのピースが残るのと1マスのピースが残るのとでは、失点が5倍違います。だから終盤に近づいたら「もし置き切れなかったとき、残りそうなピースのマス数」を頭の片隅で計算しておくといいです。

形も大事です。まっすぐな棒状のピースは置ける隙間が限られますが、L字や小さな塊のピースは曲がった隙間にも対応しやすい。終盤に向けて温存するなら、汎用性の高い形を残すと最後のあがきが効きます。

ここまで読み切れるようになると、もう初級者ではなく中級者の入り口です。

初心者がやりがちな失敗にはどんなものがあるの?

代表的なのは「小さいピースを先に使ってしまう」ことと「隅に固まってしまう」ことの2つです。どちらも序盤の選び方を変えるだけで避けられます。

僕の店で初級者の対戦を見ていると、本当にこの2つが多いんです。チェック表にまとめておくので、対戦前にさっと見返してみてください。

よくある失敗 なぜ負けにつながるか どう直すか
小さいピースを先に使う 終盤に大きいピースが残って失点 序盤は大きいピースから出す
盤の隅に固まる 展開方向が限られて早く詰まる 中央へ角を伸ばして広げる
妨害に夢中で自分が止まる 自分のピースも残ってしまう 攻守を兼ねる一手を選ぶ
終盤に大きいピースが手元に 隙間に差し込めず置き切れない 小さいピースを終盤用に温存
最初の一手を隅に小さく置く スタートダッシュを逃す 一手目こそ大きいピースで中央へ

特に一番上の2つは、自覚さえあれば次の対戦からすぐ直せます。直したその日から勝率が変わってくるはずです。

ブロックスは運ゲー?それとも練習で強くなれるの?

ブロックスは運の要素がほとんどない実力ゲームです。だからこそ、練習や対戦経験を積むほど確実に強くなれます。

サイコロもカードのめくりもないので、相手と自分の打ち手だけで盤面が決まります。これは「初心者がいきなり上級者に勝つのは難しい」ということでもありますが、裏を返せば「やればやるほど自分の上達が結果に反映される」ということ。努力が報われやすいゲームなんですね。

うちの常連さんも、最初は全然置き切れなかった人が、何十回と対戦するうちに中央展開と置き切りを自然にこなすようになっていきました。コツを知って、あとは反復。これがブロックス上達の近道です。負けても落ち込まず、「今の盤面、どこで広げ損ねたかな」と振り返る癖をつけると、伸びがぐっと速くなります。

よくある質問(FAQ)

Q. ブロックスに本当に必勝法はないのですか。
A. はい、相手も考えて動くため、これさえやれば絶対に勝てるという必勝法は存在しません。ただし大きいピースから出す、中央へ展開する、小さいピースを温存するといった考え方を押さえると、勝率が上がりやすくなります。

Q. 最初の一手はどこに置くのがおすすめですか。
A. できるだけマス数の多い大きいピースで、スタートの隅から盤の中央方向へ角を伸ばす出だしがおすすめです。隅に小さいピースを置く出だしはもったいないので避けたいところです。

Q. 相手を妨害してばかりでも勝てますか。
A. 妨害だけに集中すると自分のピースも置けずに残ってしまい、かえって失点します。自分の展開のついでに相手の角もふさげる、攻守を兼ねた一手を選ぶのが効果的です。

Q. 二人で遊ぶときも同じ戦略でいいですか。
A. 基本の考え方は同じですが、二人対戦は相手の進路を角でふさぐ妨害がより効きやすくなります。中央の取り合いと終盤の置き切り勝負を意識すると差がつきます。

Q. 初心者でも練習すれば強くなれますか。
A. なれます。ブロックスは運の要素がほとんどない実力ゲームなので、対戦回数を重ねるほど上達が結果に表れます。負けた盤面を振り返る習慣をつけると伸びが速いです。

まとめ:勝率を上げる考え方を持って、対戦を楽しもう

ブロックスで勝率が上がりやすくなる考え方を、もう一度ふり返ります。大きいピースから序盤に出す、盤の中央へ展開して自分の道を広げる、相手の角をふさいで進路を削る、小さいピースを終盤に温存して置き切る。この4つを意識するだけで、初級者の盤面はかなり変わります。

くり返しになりますが、必勝法はありません。そして勝ち負けがすべてでもありません。考えながら盤を埋めていく時間そのものがブロックスの醍醐味なので、相手とその時間を楽しみながら、少しずつ上達していってもらえたら、店長としてこんなに嬉しいことはないです。

🎲 リクの攻略メモ
うちのカフェではブロックスをはじめ、戦略が光るアブストラクトゲームをたくさん遊べます。「勝てるようになりたい」「二人でじっくり遊べるゲームを知りたい」という方は、ぜひ気軽に相談しに来てくださいね。一緒に盤を囲みましょう。


※本記事の戦略はリク自身の対戦経験と考えにもとづくものです。ルールの正確な詳細は、お手持ちの製品付属の説明書をご確認ください。本記事はゲームの楽しみ方を紹介するもので、勝敗を保証するものではありません。確認日:2026-06-22